今回は、ゾンビのモーションの切り替えについて解説する
〇モーションの種類
1 歩く-徘徊中は足を引きずりながる歩くような動作を行う
2 走る-プレイヤーを見つけると走り出す
3 噛みつく-プレイヤーの一定距離までに接近すると噛みつく動作を行う
モーションデータについても上記と同じように3つ設定されており、条件も上記の通り
では、どのように切り替えるのかを解説していく
〇手順
なお、本記事では「1」のみを解説し、「2」「3」については下記を参照
➂ゾンビの徘徊、プレイヤーの追跡 その4 ゾンビのモーションの切り替え設定
1 モーションの入手
モーションについては、今回はMixamoというサイトからダウンロードさせてもらっている
なお、以前は有料で販売しているページもあった気がするが、Adobeが買収!?してから管理がされてない?!感じもするので、基本フリーで使えるが、商用で使用する際はライセンスをしっかり確認されたし
また、キャラクタのモデル自体もダウンロード可能!!
〇モーションのダウンロードの手順
ア アカウントを作成しログオン
イ モーションをつけたいキャラのFBXファイルをアップロード
UPLOAD CHARACTORのボタンを押し、モーションをつけたいキャラのFBXファイルをアップロード
ウ ダウンロードしたいモーションを選択するとプレビューが表示される
エ DOWNLOADのボタンを押すと設定画面が表示される
フォーマットをFBX for Untiy(fbx)を選択(fbxでもok)
Skinも今回はいらないのでWithout Skinに
その他は基本そのままでOK
オ ダウンロードが成功したらUnityのプロジェクトに挿入
デフォルトでは、Rigの設定がGenericになっているので、これを必ずHumanoidにして、Applyを押して適用する
Humanoidとは人型をした汎用性のあるRigとなっており、Asset Storeでもフリーのモーションもあるのでぜひダウンロードしてテストしてみてほしい
なお、Unity上でのモーションは、Animationウインドウにてある程度は編集可能だが、複雑なモーションを編集しやすいようには作られていないので、外部ツールかAssetを使った方がよいようだ
カ モーションをキャラクタに適用
プロジェクトに挿入したFBXファイルの▶ボタンをクリックして▶アイコンのついているモーションのファイルを複製する
この複製したファイルを、モーションをつけたいキャラクタにドラック&ドロップ
うまくいけば、プロジェクトを再生すると張り付けたモーションの動作を行う
今回は直接キャラクタにモーションを割り当てたが、その時点で自動的にAnimatorのControllerファイルが自動的に作られ、Controllerファイルをダブルクリックすると、Animatorウインドウが表示される
中身を見ると、Entryからの矢印の先に先ほど割り当てたモーション名の箱が作成されていることがわかる
今回は以上、モーションの準備から、モーションのキャラへの割り当てまでを解説した
次回では複数モーションを用意し、切り替えの設定を行う